魚沼市・南魚沼市・湯沢町の古民家風リノベーション住宅に畳を納めてきました。

B!
今日のトピック
毎年の事ですが、どうしても、お中元をお届けする時期が遅くなってしまい毎年恐縮しています。仕事の合間に時間を作って今年は早めにお得意様にお中元のご挨拶をしようと心掛けていますが中々思うようにいかず今年も遅いお届けになりそうです。お得意先様も範囲が広いという事もありますし、土日以外の吉日も選ばなくてはという事で、何かいつも「あ~あ」と思いながらお盆前ギリギリのお届けになってしまうのです。

湯沢町に新畳を納入してきました!古民家風のリノベーション住宅です。

今、流行っていますね既存の住宅をリノベーションしてお洒落な住宅として生まれ変わらせる。
私自身が古民家が好きで、ネットで調べてどんなふうにリノベーションするのか色んな方の作品を見て回るのが好きです。同じものは絶対ないので飽きないですよね。私がう~んと小さな時には、きっと見ていたんだと思います。とても落ち着きます。テレビ等で見かけるのはカフェを古民家風にしたお店とかね。雰囲気があってとてもいい空間を感じます。

田舎のとっても古い家屋のむき出しの真っ黒い梁が何本も交差している所をそのまま残し、煤けた漆喰の壁も残し壊れた壁や敷居は補修したり新しく入れ替えて真っ黒な墨で塗って古民家の渋さとの間に違和感が出ない様に色々と大工さんが苦心していました。そこに畳を入れさせて頂きました。畳はさすがに古過ぎて使えなかったので新畳を入れさせていただきました。昔の和室なのでとても間が狂っていたので納入するまで少し心配でした。いつもですが収まりはいつも良いです。いつもの持病の心配症の発作です。

古民家の新畳

元々、古民家だったところは、そのまま残せばいいと思いますが、解体した古民家から古材を持ってきて古民家風に作るのは大工さんは大変だと思います。物をみて見ないと分からないし、どう利用するかも考えなくてはならないしそもそも失敗出来ないわけなのでかなり大変なのではと思います。

古民家が好きなお客様が、一部屋古民家風の和室を作られてそこに畳を入れさせていただきました。

この和室は、古い部材をお客様が用意したものを大工さんや建具屋さんそして畳職人の私が仕事をさせて頂きました。真ん中に囲炉裏が置いてあったり、柱が出てたりと、この和室の採寸に何時間も掛ったのを思い出しました。仕上がりは大満足でしたが何よりもお客様が大喜びしてくれて、それがとても嬉しかったです。正確に時間をかけて採寸した甲斐がありました。

次にお見せしますのが、最近納入させて頂きました。古民家リノベーション住宅です。これは大工さんはとても大変だったと仰っていました。既存の住宅の柱だけ残してすべて解体してそこから始めた住宅とのことで、以前に津南で地震があった時に同じ工法で建てた住宅に畳と内装工事をさせて頂きましたが完成するまで半年以上かかっていました。早出残業でやっと終わらせました。

いかがだったでしょうか?現代住宅といえば今主流の高気密高断熱のハイテク住宅で建てる方が多いと思いますが、時間をかけて古材を再利用して建てる趣や落ち着きのある古民家風の家屋に魅力を感じるお客様もいらっしゃるという事を最近また感じさせてくれる仕事をさせて頂きまして感謝をしております。

ここまで、読み進めて頂きまして有難うございました。

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